カラスの親指//道尾秀介

ネタバレ注意

「向日葵の咲かない夏」につづいて「カラスの親指」
こっちのほうがおもしろかった。

カラスは玄人を指し、親指はこういう意味らしい。（リンク先：英辞郎）

まず登場人物のタケさんテツさんがとても40代には思えない。
真保裕一の奪取もそうだったけど、年齢設定がしっくりこないと気持ち悪い。
そんで、貫太郎がキルアの兄ちゃんみたいだった。（HUNTER*HUNTER)

途中まで「結局自分等も、空き巣やったり人騙して生きてるじゃん！」って
いまいちタケさん達に共感できなかったけど
最期に全部テツさんの金だったってことで、めでたしめでたし。

お父さん指とお母さん指をくっつけたままじゃないと、赤ちゃん指に近づけない
みたいな話のところが妙に心に残った。

個人的にはタグチがまひろの親父であｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐってなるのかと思った。
タグチの前歯が短い⇒ましろって発音しにくい⇒まひろ
もしかしたらその誤解も著者に誘導されていたのかもしれない（！？

そのことについて他の人の解釈を参考にすべくググってみたものの
映画の話ばかりでなかなかリンクに辿り着けなかった。

だから映画化は嫌なんだ。（一時の感情