Jane Eyre

MACMILLANシリーズ「Jane Eyre」
カタカナにすると「ジェイン・エア」と書くらしい。

英国が舞台、馬車で移動する時代の物語。
governess：女家庭教師が主役

常識は破るためにある//三枝孝裕

よくこんな内容で出版する気になったものだ、と
思いました。

狐火の家//貴志祐介

ネタバレ注意

「悪の教典」の下巻をまだ読んでない（図書館で借りられてた）のに…

貴志祐介氏の単行本の表紙って、すごくやかましいのが多いけど
この本に至ってはシンプルというか、ダサいというか…

最初、短編集だって気付かなくて
やけに話の進展が速いなー、って思ったら
実は4編もお話が入ってた。

最初の3編はどれも密室殺人事件で、最後の1編が浮いてる。
単に「Dog Knows」ってアナグラムをお披露目したかっただけのような気が…

4編目に出てくる人物たちの名前が特徴的で
「なにかここにも読者に向けたメッセージが隠されているのではないか！？」
と疑いたくもなる。
それくらいあっさりした終わり方

短編ですぐ終わったけど、考えてみれば
毒蜘蛛、開錠、将棋
どれも生半可な知識じゃ書けないものだなー、と。


～覚書～
Firefox 8.0がリリースされたからアドオンを整理してみた。
定番の「Adblock Plus」を使うと
ブログの記事にninjaの広告が出なくなるものの
おまけにAmazonのリンクも見えなくなってしまう。
ただそれだけ

言い寄る//田辺聖子

ネタバレ注意


「本格小説」のあとだからすんなり読めた

・ビッチ小説
・アラサー女性のもがき
・女性誌の4コマ

そんな本

でも田辺聖子(wikipedia)によると
この人、83歳らしい
しかも名だたる賞の受賞者

この本が初めてだけど
もっと若くて適当な人生を歩んでる人かと思った。

女になってみないと分からない

まだ江國香織のほうが理解できる

本格小説//水村美苗

ネタバレ注意

確かに本格的。
夏目漱石の「こころ」に近いものを感じる。

本編に入る前に、筆者がこの小説を書くに至ったエピソードがある
そこが読みにくい

本編が入ると読みやすい
けど、上巻の終盤になるとまた読みにくい

戦後の日本は読みにくい


「悪の教典」もそうだけど
なんで上下巻揃って借りないのだろう・・・